一般社団法人日本わさび協会は、わさびの上質で奥深い味わいを伝え、広めることによって、人々の豊かな食と生活を実現させることを目指して活動しています。
代表挨拶
わさびの最も古い記録は、飛鳥時代に遡ります。
鎌倉時代にはわさびは贈答品として用いられていました。
江戸時代になって、わさびは握り寿司や刺身、蕎麦との組み合わせによって普及し、庶民に広く親しまれるようになりました。
地の恵みに、人々の知恵と丁寧な手仕事が加わって栽培されるわさびには、清々しく、新緑を思わせる香りやまろやかな甘味、すっとした辛味といった深い風味があります。
しかし、日本のわさびの生産量は減少しています。
どんなに質のよいわさびでも、その価値を知らずにいれば、やがて無くなってしまうかもしれません。
上質で奥深い味わいを失うことは、すなわち生活の豊かさを失うこと。
ひいては日本の食文化の喪失にもつながりかねません。
食べるという行為は、生命活動に必要な栄養素の摂取だけではなく、人間の喜びや社会性といった部分に深い関わりを持ちます。
深い味わいの違いを知ることは、私たちの情緒的な文化を守る第一歩にもなっているのです。
また、食文化は人と人をつなぐコミュニケーションの役割も担っています。
記念日や誕生日といったハレの日はもちろんのこと、日常の食卓でわさび を味わい、食の持つ風味や豊かさを再発見していただきたい。
また、日本の伝統産業としてのわさび栽培を応援する人を増やしたいという想いから日本わさび協会を設立し、運営しています。
協会の収益や売上の一部はわさびの種の研究や自生地の保全などに寄付しま す。
- 一般社団法人日本わさび協会
- 代表理事 金子 美愛
協会の概要
名 称 |
一般社団法人 日本わさび協会 Japan wasabi Association 略称「JWA」 |
---|---|
住 所 |
〒112-0002 東京都文京区小石川2-17-15 |
電 話 | 03-3868-0553 |
設 立 | 2021年5月19日 |
協会理念 |
一般社団法人日本わさび協会は、本わさびの振興と普及活動を通じて「豊かな食」と「価値ある体験」を提供し、日々の生活に「ささやかな感動」をお届けします。 また、伝統的なわさび栽培や食文化の維持や継承を図り、地域の振興に寄与します。 |
事業内容 |
|
協会ロゴ |
|
代表理事 |
賛助会員募集
一般社団法人日本わさび協会の趣旨に賛同し、協会の活動を支えてくださる賛助会員を募集しています。
会費は国産本わさびの認知度向上のために実施する調査や施策、プロジェクト、事務局の運営のために使わせて頂きます。
賛助会員の特典 |
|
---|---|
年会費 |
|